伊居太神社
兵庫県尼崎市下坂部4-13-26  mapfan

鳥居

交通

JR塚口駅 東 800m やや南へ



祭神

武甕槌神 配祀 天兒屋根命、經津主神、姫大神 合祀 市杵嶋姫命


由緒
 前方後円墳の後円部に鎮座する。
 当地は弥生時代以来集落の存続する地である。 坂合部氏族の居住地である。この氏族は『新撰姓氏録』摂津皇別に、坂合部大彦命之後也 允恭天皇御世。造立国境之標。因賜姓坂合部連。と記載されている。

  当地の古墳は近辺最大のもの、坂合部の祖の古墳であり、頂上に神社を建立したのも、祖神を祀ったものと見る事が出来る。

 本来、大彦命の後裔を祀っていたのであるが、藤原氏の支配下に入り、春日の神々を祭神としたものであろう。

 延喜式内社に摂津国河辺郡伊居太神社があり、論社を主張する。他の論社は池田市(豊嶋郡)の穴織神社で、当社よりの遷座とする説がある。



拝殿



本殿

お姿

 伊居太古墳は、全長約93m、後円部径約53m、同高さ約3m、前方部幅約46m、周濠幅約20m。造営年代は古墳時代中期(5世紀)と考えられている。 2基の陪塚がある。

 照葉樹の宝庫、60種を植林したと言う。


お祭り
10月 9日 例祭  

参考 社前と境内表示 社前では坂合部を摂津国別としている。

兵庫県神社一覧
神奈備にようこそに戻る