大屋姫命神社
島根県大田市大屋町大屋町大屋254 its-mo


交通案内
JR 大田市駅下車、大屋行きバス終点大屋駅前を南(久利の方へ戻る)へ徒歩10分で白い鳥居が見えてくる。
平8年10月の太田市駅発大屋行きバス時刻 (7:05) , 8:25 , 12:00 , 16:40 , (18:00) ( )は日祭運休
大屋発太田市行きバス時刻  (7:56) , 9:12 , 12:47 , 17:27 , (18:47)
バスで行く人は神社の前で降ろしてもらい、お参りをして、引き返すバスに乗せてもらえば、時間に無駄がない。

祭神
大屋都比売命

由緒
 須佐之男の命の子、五十猛,大屋都比売,都麻都比売の三柱の神がよく木種を播いたと日本書紀の一書にある。
 半島から帰国した五十猛命は五十猛町湊にとどまり、大屋津姫命、抓津姫命は神別れ坂で素戔嗚尊と別れ、それぞれ機織り、造林なとを指導し、姉の大屋津姫命はこの地に鎮まったとの古老の伝えがある。 地名も大屋郷と名づけられた。

 『神なる王/巫女/神話』(高橋統一著)によれば、島根県宗教連盟発行の『宗教法人名簿』によると、当社の創立は明治七年(1874)と言う。大屋神楽の歴史はこの神社より古いようであること、鎮座地は古社に相応しい丘陵であり、おそらくは五十猛神社と同時期の延長年間(10世紀初頭)に社殿が設けられたのであろう。それまでは神籬磐境の祭祀と思われる。明治7年は近隣の神社を合祀した記録かなにかであろう。

お姿
 大屋の片隅の小山に木々の間に隠れるように鎮座している。白い鳥居があざやかである。注連縄は太い。
過疎の村でこの神社を維持するのはなみたいていの事では ない。確かに、古いのは古いが、本殿等はよく手入れされている。また神域の鎮守の森も木の神様らしく、鬱蒼としている。


拝殿


鳥居と小山


お祭り
例祭 4月19日  約160年の伝統の大屋神楽がある。

関連の深い神社
大屋都姫神社(和歌山)

出雲の五十猛命
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