真名井神社(籠神社奥宮)
京都府宮津市字大垣30 its-mo

交通
丹後一ノ宮籠神社の奥宮 籠神社の東を奥へ行き、東へ200mで鳥居、そこから北へ300m登る。


祭神

磐座主座 豐受大神 相殿 罔象女命、彦火火出見尊、神代五代神
磐座西座 天照大神、伊射奈岐大神、伊射奈美大神

注釈

 籠神社発行の由緒略記によれば、豐受大神またの名を天御中主神、国常立尊、倉稲魂命(稲荷大神)と云うとある。 創祀は不詳であるが、はるかな昔から眞名井原に豊受大神を祀っていた。倭姫命世記によれば、崇神天皇の御代に天照皇大神を大和国笠縫邑から当地に遷し、之を與謝宮(吉佐宮)として一緒に祀ったと云う。天照大神の各地の遷座伝承は大和王権の各地の征服物語とも云われる。最初が丹後であった事が重要である。
 その後天照皇大神は11代垂仁天皇の御代に、また豊受大神は21代雄略天皇の御代にそれぞれ伊勢に遷座した。

 この地域には真名井神社だけではなく、比沼麻奈為神社(中郡峰山町)、原神社(舞鶴市紺屋町29)、豊受大神社(大江町天田内)、田口神社(舞鶴市朝来中)等に元伊勢伝承が残っている。

 真名井神社には磐座が残っており、太古からの聖地で祭りの場であったものと思われる。

たたずまい
 磐座につきる。

社殿


磐座

磐座


お祭り


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